型落ちオーブンレンジのおすすめ12選｜新製品より安い？購入の時期は？

実は、たった3つのポイントを意識するだけで、オーブンレンジ選びを失敗する確率がグッと下がります。

3つのポイントとは、

①オーブンレンジのサイズ（外寸）

②オーブンレンジのタイプ

③オーブンレンジの容量

これだけです。拍子抜けするほど簡単ですが、これだけを守れば大きく失敗することはまず無くなります。詳細はこのあと述べますが、

【結論】

• サイズ（外寸）は配置場所+放熱スペースも考慮する
• 自炊するならオーブンレンジ・健康志向ならスチームオーブンレンジ
• 安いものは500w以上の出力と対応ヘルツを確認する

これが失敗しないオーブンレンジ選びの最初のステップです。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけは全て目を通してください！

オーブンレンジのサイズを決める上で重要なことはズバリ、

①配置できるか

②無理なく開閉できるか

の2つです。「イメージしていた場所に配置ができず、置き場所に困ってしまった」なんてことにならないよう、必ず確認しましょう。

小型モデルであっても、配置にあたって以下スペースは確保しておきましょう。

• オーブンレンジ・スチームオーブンレンジ
  幅60cm × 高さ50cm × 奥行き45cm

背面に隙間のいらない壁ピタ配置可能なものなら、必要な奥行きスペースを縮小できます。

【本体幅と放熱スペース目安】

• オーブンレンジ・スチームオーブンレンジ
  • 本体幅48cm程度+左右5〜10cmずつ
    （壁ピタ設計もあるため要確認）
  • 上部に+10cm程度

スチームオーブンレンジは給水タンクと蒸気発生装置分、サイズがかさばりますが、30L未満なら比較的、他のオーブンレンジと変わらず配置できます。

放熱スペースの確保が求められる製品は、十分なスペースを確保しないと内部が高温になり、故障や発火の原因になります。また庫内の換気のため、給気口・排気口を塞がないようにすることも重要です。

また、冷蔵庫の上に配置を考えている方は、冷蔵庫から壁までの高さを考慮するのに加えて、本体幅50cm以内のものを選びましょう。

冷蔵庫の上など高さのある場所に配置するなら、横開きがおすすめです。

ただ、オーブンレンジ・スチームオーブンレンジは縦開きが一般的です。縦開き・横開きが両展開されている場合は、配置場所に合わせましょう。

縦開きは左右にゆとりがあり、熱くなりすぎたものも一度開いた扉の上に乗せられるので、あたためたものを取り出しやすいのがポイントです。

ただし、高さがある場所では、開けにくく出し入れしにくいです。

特にこだわりがない場合は、15,000円以上のオーブンレンジがおすすめです。

単機能電子レンジと比べると、サイズ・値段ともにやや大きくなりますが、センサーのグレードが上がるので、温めムラや解凍ムラが減ります。

「あたため」機能に加えて、オーブン・グリルなどの「焼く」調理やトースト機能など、最低限あると便利な機能もそろっています。

これより上のランクの「スチームオーブンレンジ」になると、できることは一気に増えるものの、実際はそこまでレンジ・オーブン調理をしないという方が多いです。

そのため、15,000〜25,000円程度で購入できる「スチーム機能なしのオーブンレンジ」が最もコスパ良好です。

ケーキやクッキーなどのお菓子やローストビーフなどのオーブンレシピはもちろん、オートメニューも機種によってはたくさんあります。

また、解凍あたためやトースト機能・揚げ物温めは多くの機種で標準搭載です。

ただし、26L以上のサイズになると、オーブンレンジ単体ではパナソニックか象印のみと、ほぼ選択肢がありません。

価格帯が5万円以上と高くなりますが、少しでも家事の負担を減らしたい方はスチームオーブンレンジがおすすめです。

スチームオーブンレンジは、水を使用して高温のスチームを発生させることで、プリンや茶碗蒸しなどの蒸し料理を簡単に作れます。

スチームの種類は過熱水蒸気を利用するタンク式と、安価に手に入る角皿式の2方式がありますが、断然タンク式がおすすめです。

2種類のスチーム方式のうち、角皿式はお手入れがしやすく価格が手頃な一方、水タンク式は角皿式よりもスチーム効果が高い点が魅力です。

また、タンク式は、庫内を高温に保つことで無駄な水分を飛ばして、揚げ物をサクサクした食感に仕上げます。なかには減塩・減脂してくれるモデルまであります。

自動料理機能やネットワーク機能など、最新機能を豊富に搭載しているモデルが多いですが、人によってはオーバスペックとなってしまうこともあります。

ここまでを踏まえて、型落ちオーブンレンジのタイプ選びをまとめます。

オーブンレンジは購入後の後悔の多い家電製品の筆頭です。自分に合ったものがどれか、しっかり見極めてください。

【質問①】「2品以上の一斉調理」を行ったり「パン」を焼きますか？
（庫内容量が必要かどうか）
YES　➡︎「スチームオーブンレンジで26L以上」がおすすめ。
NO　➡︎【質問②】へ

【質問②】減塩・脱脂などの健康調理は行いますか？
YES　➡︎「過熱水蒸気のスチームオーブンレンジ」がぴったり。
NO　➡︎【質問③】へ

【質問③】料理やお菓子作りにレンジを活用できそうですか？
YES　➡︎「スチームオーブンレンジ」がぴったり。
NO　➡︎「スチームなしのオーブンレンジ」がぴったり。

型落ちオーブンレンジ選びの後悔として大きいものは、「奮発したのに機能をすべて使わなかった」というものです。ご自身がどれくらい調理に使いこなせそうか考えて、タイプを選んでください。

オーブンレンジはタイプによって容量展開や最適人数が異なります。

庫内容量に対する最適な利用人数と価格目安は、以下の表を参考にしてください。

30L程度の容量が大きい2段スチームオーブンレンジは、1段のものと幅は変わらず、高さと奥行きにスペースが必要なものが多いです。

ここまでのおさらいをしましょう。オーブンレンジ選びで後悔しないための重要なポイントは

①オーブンレンジのサイズ（外寸）

②オーブンレンジのタイプ

③オーブンレンジの容量

の3つでした。

• サイズ（外寸）は配置場所+放熱スペースも考慮する
• 自炊するならオーブンレンジ、健康志向ならスチームオーブンレンジ
• 安いものは500w以上の出力と対応ヘルツを確認する

これが失敗しないオーブンレンジ選びの最初のステップです。

あまりこだわりがない方は、ここまで読んだら、あとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

早速おすすめ商品をチェックしていきましょう！

他にも気にすべきポイントがあるんじゃないの？

ムラの少ないあたためや解凍精度は、センサーの種類はで左右します。

センサーは以下の表を参考にグレードをはかり、実際の使用感は口コミを確認しましょう。

赤外線センサーは食材の表面温度を測るため、ラップをしていても力を発揮します。ただ、庫内が高温の場合は、検知力が鈍ります。

高機能なモデルほど、多くのセンサーを複数搭載して精度を高めています。その分、価格も上がりますが、加熱や解凍のムラをなくしてより正確に温まります。

オーブンレンジやスチームオーブンレンジは、フラットタイプが一般的です。

フラット式は熱のムラがないよう設計されており、掃除もしやすいのが特徴です。

よく目にするターンテーブル式は単機能電子レンジに多く、オーブンレンジやスチームオーブンレンジにはほぼ導入されていません。

最低でも500W以上の出力があるものを選びましょう。

500W・600Wが使えると、大概のお弁当や冷凍食品の推奨あたため時間にあわせられます。

オーブンレンジは800w前後、スチームオーブンレンジは1000wまで出力可能なものもあります。

電気代が気になるかもしれませんが、出力が高い分速く温まるので、トータルで見るとそこまで変わりません。

また、冷凍保存が多い場合は、100〜150wの低い出力調整ができると、温まりすぎることなく解凍できます。

自炊する方はレシピに合わせて、細かな出力調整できるものがおすすめです。

スオーブンレンジ以上の機種には、トースト機能が搭載されていることが多いです。

トースターを別で買う必要がないため、キッチンの省スペースにも役立ちます。

ただ、1枚焼くのに10分以上かかったり、途中で裏返す必要があったりと、デメリットも多いのが現状です。

裏面をひっくり返す必要がなく、同時に2枚以上を10分未満で焼けるものだと使い勝手がいいでしょう。

自動調理機能は、指定の食材を入れて設定をするだけで、時間のかかる主菜が簡単に作れます。

家事の負担を減らしたい方には、スチームオーブンレンジがおすすめです。搭載メニュー数も多く、より高度な食材を入れるだけのほったらかし調理機能がついたものもあります。

また、自動調理は耐熱ガラスボウルの使用を前提としたものが多いため、本体と合わせてこちらも揃えておきましょう。

結論、デザインは重視する必要ありません。

機能性にこだわりがなくどうしても決め手に欠ける方や、お部屋との統一感を出したい方は、デザイン性の高いものを選びましょう。

BALMUDA（バルミューダ）の黒を基調としたシックなデザインや、ツインバードの使用中だけ庫内が見える、ミラーガラスを採用したモデルは、スタイリッシュな印象を与えますよ。

これまでも述べてる通り、目先の本体価格の安さで選ぶのはおすすめできません。

短期的な使用や取り急ぎの購入で、とりあえず安いものを探している方は、以下の記事を参考にしてみてください。

上位機種の中には、最高250度まで出せるものもありますが、230度まであれば家庭用としては十分です。

15Lの小型オーブンレンジでも、230度にタイプしているものも多くあります。

30L以上の上位機種で250度に満たないものもありますが、その分他立ち上がり時間が早かったりと他と優れた部分もあります。

• 焼き菓子や肉魚類は中温（170〜190℃）
• グラタンや膨らみが必要なパイ類は高温（200〜250℃）

が目安です。よく参考にしているレシピの使用温度と同じ温度が出せると、調整の手間が省けます。

グリル性能もあたためと同様、複数センサーを採用しているものが強いです。

特にこだわりが強くない方は、通常のグリル性能に関する口コミを確認しましょう。

グリル機能は上位機種の場合、以下のような3つほどのモードがあります。

• 単に表面に焦げ目をつける炙り程度のもの
• フライや照り焼き向きの香ばしさを重視した通常のグリルモード
• 水蒸気を使用することで油分が落ちたり、生野菜に火が通りやすくなるウォーターグリル

また、グリル性能が高い（上部の火力が強い）ものは、トーストも早く焼き上がります。

適切なタイプと容量、押さえておきたい機能性のポイントが見れていれば、メーカーを重視する必要はありません。

ただし、いざというときのために、補償や修理対応がしっかりしているメーカーの製品を選んでおくと安心です。以下では電子レンジの主要4メーカー＋予算を抑えたい方におすすめの2メーカーを紹介します。

【メーカー特徴早見表】

レンチン精度が高く、温めムラが少ないものをお探しの方は、日立を選んでおけば間違いありません。

上位機種「ヘルシーシェフ」は、あたため精度が高くフラット庫内には珍しい重量センサーと、蒸気・温度センサーを搭載しています。

庫内の脱臭機能を備えていたり、底面のテーブルプレートは外して丸洗いできるモデルが多くあります。また、背面が壁ピタ設置可能モデルが多いのも特徴です。

解凍ムラが少なく、グリル火力の強さで選ぶなら、パナソニックがおすすめです。

上位機種スチームオーブンレンジ「ビストロ」シリーズや、オートメニューが豊富な「エレック」が人気を集めています。

ほかにも凍ったままグリルができる、「大火力極め焼きヒーター」や「ヒートグリル皿」など、素早く高火力で焼き上げる機能が満載です。天井に油汚れがつきにくい仕様も、お手入れに嬉しいポイントです。

スチーム調理の質の高さで選ぶならシャープが圧倒的です。

上位機種ウォーターオーブンレンジ「ヘルシオ」シリーズは、最初から最後まで過熱水蒸気のみで焼き上げるのが魅力です。

冷凍・冷蔵・常温の食材が一度に調理できる「まかせて調理」は家事の負担が減ります。

扱っている電子レンジの種類が豊富で、オーブンレンジだけでもドアの開閉方向や庫内構造の違いのモデルが多くあります。

パン作りや冷凍ピザなど、オーブン機能を重視したい方には東芝製がぴったりです。

上位機種の過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム」は、過熱水蒸気・遠赤外線効果で、石窯のような焼き上がりを実現します。

「とれちゃうコート」採用モデルは、クッキングシートなしでも庫内のこびりつきを防ぎ、お手入れも簡単です。

アイリスオーヤマは安価ながら必要な機能をしっかり押さえた、電子レンジ・オーブンレンジを展開しています。

単機能電子レンジなら5000円台から手に入り、スチーム機能を搭載しつつも値段を抑えたオーブンレンジも発売されています。

なかでも、ricopaシリーズは多様なカラーバリエーションを展開しており、おしゃれでかわいい電子レンジが欲しい方のニーズにも応えます。

まだ使えるのに捨てるのはもったいないと感じる場合は、下取りしてもらうのもおすすめ。ヤマダ電機では電子レンジを最大2000円で買い取り、その場で現金支払いをするサービスが行われています。これを利用すると実質最大2000円の下取りを受けられます。ただし買い取りにおいて、いくつかポイントがあります。

• 電子レンジは2022年製～2013年製の製品が対象
• 本体に破損・変色・色あせ・サビがある製品は買取対象外
• 電源コード及び、製品ごとに指定された付属品がない製品は買取対象外
• 訪問で引き取りはしていないので、店頭持ち込みの必要がある

ヤマダ電機の買い取りも関する公式サイトではより詳しい内容も掲載されているので、買い取りを検討している方はチェックしてください。

オーブンレンジは処分する場合、お金がかかって困る方も多いです。しかし、新しいオーブンレンジをビックカメラで購入すると古い商品と無料で交換可能なサービスがあります。

また、動作しなくても引き取ってもらえるので故障していても問題ありません。処分するのにお金がかからないので、故障した時はビックカメラで購入して無料下取りのサービスをぜひ活用してください。

ヤマダ電機では、中古品を安く購入できます。全国のヤマダ電機グループで買い取りした中古品やアウトレット品を扱っており、安く買えるのです。リユース品の場合は状態が気になる方も多いですが、自社工場で入念に洗浄して点検も徹底的に行っています。

さらに、アウトレット品はもちろん、中古品も長めの保証期間がついてくる点は嬉しいポイント。徹底した点検と保証期間付きなので、リユース品でも安心して使用できます。さらに詳しく知りたい方は、ヤマダ電機の公式サイトで確認してください。

新製品も型落ち品も、家電量販店にはたくさんの種類のオーブンレンジが並んでいます。予算に限りのある方はついつい安い商品を買いたくなりますよね。でも、価格の安さだけでオーブンレンジを選ぶのは注意が必要です。

以下の記事を参考に、買ってはいけないオーブンレンジの特徴と買って良かったオーブンレンジの特徴をチェックするようにしましょう。

型落ちオーブンレンジを安く買うなら、セール時期や新商品の発売前を狙いましょう。それぞれ詳しく紹介します。

価格が下がるタイミングといえば、年に数回ある大型セール時期を狙うのがおすすめです。

大型家電量販店のセール時期は主に次の通りです。

• 年末年始
• 夏・冬のボーナスの時期
• 決算時期

また、店舗を訪れて購入する場合は価格交渉でもっと安く手に入る可能性もあります。セール時期に購入する際は、店員さんに値引き交渉するのもおすすめです。

セール時期に関係なく商品の入れ替えが行われる新商品の発売直前は安く購入できる時期です。新商品の発売前は1つ前のモデルが型落ちモデルになって価格が下がります。

オーブンレンジの新商品は年に1回ほど、大体7～9月がモデルチェンジの時期です。入れ替えの時期は新商品発売から10ヶ月後くらいが目安です。新製品が発売された翌年の5月～7月頃を狙いましょう。

※メーカーや年によって若干ズレる場合あり

最近では中古品を購入する人が増えています。SDGsの高まりもあり、大手通販会社のAmazonや楽天でも中古品の取り扱い量は増加し、リサイクル品は身近な存在になっています。

• 【中古品を購入する際の注意点】
  中古品は安く購入できても状態があまりよくない場合もあります。購入前にどれくらい使用されているのか、故障部分はないか、使用状態をしっかりと確認し問題がないかチェックしましょう。

中古品であれば、メルカリやヤフーオークションといった中古品の売買が手軽にできるアプリやサイトがおすすめです。実際に物を見て判断したい方は、お近くのリサイクルショップがおすすめです。

インターネット通販でもオーブンレンジを購入するならECサイトのネットセールをチェックしましょう。Amazonであればタイムセール中に割引価格で購入できます。

ECサイトによってはポイント還元も行っています。

購入時にポイントが付与されるだけでなく、ポイント還元率が高い時期であればさらにお得にポイントを還元してもらえます。

バラエティ番組「アメトーーク」の人気コーナーである「家電芸人」では、多くの家電芸人おすすめオーブンレンジが紹介されています。このコーナーは、カタログにある紹介だけではなく、家電芸人が実際に買ってよかったと思ったポイントも紹介されており、中には放送後に問い合わせが殺到した商品もあります。

実際にどのような商品がおすすめされたのか、後継機は出ていないのかなどは下記のリンクで紹介されていますので、ぜひ参考にしてください。

今回の記事では、オーブンレンジを安く購入する方法について紹介しましたがいかがでしたか？特に型落ちモデルなら機能性は優れているものでも、安く買えるのでおすすめです。今回の記事を参考に安く買えるオーブンレンジを見つけてください！