【2023最新】オーブンレンジ「ビストロ」おすすめ11選｜型落ち製品や比較も

• 解凍から焼き上げまでスイッチ1つ

グリル機能は、調理時短に貢献してくれる嬉しい機能がたくさん搭載されています。大火力の上面ヒーターと加熱されるグリルプレートで食材を両面から加熱するので、肉や魚をひっくり返す手間がいりません。また、凍った食材をそのまま入れても、解凍から焼き上げまでスイッチ1つで行ってくれます。

グリルプレートは上下2段に設置できますが、上下にそれぞれ異なる料理をセットしても、適切に火力調節する合わせ技で同時調理が可能です。解凍・予熱・フライパンの準備がいらずすべて1台でこなせる優れた機能です。

• 冷凍と冷蔵を同時に入れても同時あたため可能

オーブンレンジでよく使う基本のレンジ機能も、利便性が高いです。あたためでは、-10℃～90℃まで好みの温度設定が可能で、お弁当やアイスクリームなど、食材に合わせて温められます。

また、庫内センサーがマイクロ波を適切に制御するので、冷凍と冷蔵を同時に入れても同時あたため可能なのがとても便利なポイントです。

• スチーム機能とグリル機能の合わせ技によって冷凍食材も簡単においしく食べられる

調理メニューに応じて細かくコントロールできるスチーム機能によって、さまざまな料理が可能です。蒸し焼きメニューでは、冷凍うどんや冷凍ぎょうざなどをビストロに調理におまかせできます。スチーム機能とグリル機能の合わせ技によって冷凍食材を簡単においしくいただけるのが、嬉しいポイントですね。

また、火加減が難しいゆで卵や温泉卵や、ふんわりしたトーストなど、幅広いメニューに対応しているので、スチーム機能を使うと調理時間が短縮できるだけでなく、おいしい食事をいただけます。

• 低温調理から高火力調理まで対応

オーブン機能では、さまざまな料理に対応できるよう、低温70℃～高火力の300℃まで幅広い温度設定ができる仕様になっています。

低温でじっくり加熱する魚料理や、150℃前後のお菓子作り、高火力が必要な焼き芋やローストビーフまで、ビストロ1台で調理可能です。プレートは上下2段あり、パンなどは1度でたくさん焼けます。

10万円を超えるビストロを購入して、はたして使いこなせるのか…。

ビストロに限らずヘルシオでもそうですが、初めて超高級オーブンレンジを購入するときに、必ず付きまとう不安がこちらです。

結論、フライパンや鍋を使う従来の調理法が体に染み付いてしまっている場合は、一度頭をフラットにする作業が必要な方もいます。

ビストロは「あたため用の電子レンジ」ではなく、調理器具としての側面を持ちます。

食材の下こしらえやセットする方法、投入する調味料の量など、はじめはメニューブックを見ながらのため、煩わしいと感じるかもしれません。しかし、使い方に慣れてくると、「入れてスタートボタンを押すだけ」なのでとても簡単です。

いかにしてビストロに慣れるかが肝心です。

ビストロの新製品は2023年7月現在、「9月上旬」発売予定の「NE-BS5B」の発表があるのみで、まだ2022年発売の機種が最新です。

ここでは、2022年6月に発売となった新製品3機種をご紹介します。

現在最新のビストロは4機種で、何が違うのかを簡単にまとめました。

⏬簡単なビストロ4種の大きな違い

このように見ると、最上位機種にのみ搭載されているのがスマホ連携や食器の清潔コースです。

パナソニックの誇る高性能センサーで2品同時温めを使いたい場合は、最上位機種とその一つ下の機種がおすすめですよ。

実は、たった3つのポイントを意識するだけで商品選びを失敗する確率がグッと下がります。

その3つのポイントとは

これだけです。「その種類がわからない！」と思う方も多いと思いますが、じっくり解説しますのでご安心ください。詳細はこのあと述べますが、

最終的に【CHECK】のビストロに行き着くことになります。

あまりこだわりがない方は、ここまで絞ったら、あとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけはすべて目を通してください！

ビストロを購入するうえではズバリ、

①配置できるか

②無理なく開閉できるか

の2つが大切です。「イメージしていた場所に配置ができず、置き場所に困ってしまった」なんてことにならないよう、必ず確認しましょう。

ビストロのオーブンレンジは、左右に隙間のいらない壁ピタ配置で、上部に8cmのスペースのみ必要※です。

※エントリーモデルNE-BS6Aは左右各2cm＆上部10cm必要

ビストロオーブンレンジの本体サイズは以下の通りです。

⏬ビストロの本体サイズ

• 幅約500×高さ約370×奥行き約490 mm

ビストロは現在容量違いで3ラインナップありますが、どの機種もこの程度のサイズです。

電子レンジ・オーブンレンジには横開きと縦開きがありますが、ビストロのオーブンレンジは縦開きです。

縦開きは左右にゆとりがあり、熱くなりすぎたものも一度開いた扉の上に乗せられるので、あたためたものを取り出しやすいのがポイントです。また利き手を考慮する必要もありません。

ただし、高さがある場所では、開けにくく出し入れしにくいです。

電子レンジは以下3つにわかれ、ビストロはスチームオーブンレンジです。

• オーブンレンジ
  レンジあたため＋たまのお菓子作り・たまのオーブン調理に最適
  
• 単機能電子レンジ
  安く済ませたい、お弁当や冷凍食品のレンジあたためのみの方向け
  
• スチームオーブンレンジ
  家事の負担を減らしたい方や健康志向の方向け

またビストロでは全ラインナップでタンク式を採用しています。

スチームオーブンレンジとは、水を使用して高温のスチームを発生させるオーブンレンジのことで、高温スチームを利用した減塩減脂メニューや、スチームありのパン発酵、プリンや茶碗蒸しなどの蒸し料理が簡単に作れます。

スチーム機能のないビストロは発売されていないため、高級機能は不要と思うなら、ビストロ以外のオーブンレンジでご検討ください。

ビストロの庫内容量は25L or 30Lです。旧モデルには26Lも存在します。

庫内容量に対する最適な利用人数と価格目安は、以下の表を参考にしてください。

パナソニックのビストロシリーズは毎年新機種が発売されます。もちろんパワーアップをしているのですが、普段では使いきれない機能が出てくる場合もあります。最新モデルにこだわりがない場合は、型落ちのビストロでも十分使えるためコストを抑えたい場合はおすすめです。

型落ちモデルであれば最新モデルよりもお得に購入できる可能性もあるので、ここからは型落ち版のおすすめモデルを紹介します。

みんなどこで失敗した？

電子レンジに搭載のセンサーの種類が、ムラの少ないあたためや解凍精度に関わってきます。

ただし、センサーは以下の表を参考に、グレードをはかる目安にとどめ、実際の使用感は口コミを確認しましょう。

赤外線センサーは食材そのものの表面温度を測るため、自動あたための精度が高く、ラップをしていても力を発揮します。ただ、庫内が高温の場合は、検知力が鈍ります。

重量センサーは比較的、単機能電子レンジにも搭載されやすく、ラップ使用時も使用できますが、極端に重みのある容器を使用していると精度が下がります。

高機能なモデルほど、多くのセンサーを複数搭載して精度を高めています。その分、価格も上がりますが、加熱や解凍のムラをなくしてより正確に温まります。

また、センサー非搭載の単機能電子レンジには、自動あたため機能が搭載されていません。

ダイヤル式タイマーの電子レンジもこれにあたるので、冷凍保存や惣菜のあたためが多い方は、おすすめしません。

予算が1万円をきらない場合は、フラットタイプがおすすめです。

ビストロはフラットタイプです。

回転しながら加熱するターンテーブル式は、加熱ムラが少ない反面、お弁当など角ばっているものは引っかかりやすく、また手入れの手間もかかります。

単機能電子レンジはターンテーブル式、オーブンレンジやスチームオーブンレンジは、フラットタイプが一般的です。

ターンテーブル式は安価に購入できる一方で、庫内のお手入れ時に取り外しが必要です。

また、ターンテーブル式の単機能電子レンジの多くは、重量センサーを採用していることが多いです。

先述の通り、重量センサーは容器の重さに影響されやすく、回転式でまんべんなくあてても、重いお皿は温めすぎてしまったり、軽いお皿は温めが足りなかったりも起こり得ます。結果的に温め直しや冷ます必要が出てくるため、フラットタイプがおすすめです。

最低でも500W以上の出力があるものを選びましょう。

500W・600Wが使えると、大概のお弁当や冷凍食品の推奨あたため時間にあわせられます。

オーブンレンジは800w前後、スチームオーブンレンジは1000wまで出力可能なものもあります。

高出力は電気代が心配な方もいるかもしれませんが、出力が高い分早く温まるので、時間あたりの単価自体は上がりますが、トータルで見るとそこまで変わりません。

また、冷凍保存が多い場合は、100〜150wの低い出力調整ができると、温まりすぎることなく解凍できます。自炊する方はレシピに合わせて、細かな出力調整できるものがおすすめです。

トースターをお持ちの方は重視する必要ありません。

裏面をひっくり返す必要がなく、同時に2枚以上を10分未満で焼けるものだと使い勝手がいいでしょう。

トースト機能がついているものは、トースターを別で買う必要がないため、キッチンの省スペースにも役立ちます。

スチームを使ってふっくら・グリルで表面をこんがりと、オーブンレンジ以上の機種には、トースト機能が搭載されていることが多いですが、必ずしもついているわけではありません。

また、1枚焼くのに10分以上かかったり、途中で裏返す必要があったりと、忙しい朝の使用としては不十分なものも多いのが現状です。

自動調理機能は、指定の食材を入れて設定をするだけで、時間のかかる主菜が簡単に作れます。

オーブンレンジ以上のタイプにしか基本搭載されておらず、オーブンレンジは調理可能メニューも限られます。

自動調理機能で家事の負担を減らしたい方には、スチームオーブンレンジがおすすめです。搭載メニュー数も多く、より高度な食材を入れるだけのほったらかし調理機能がついたものもあります。

また、自動調理は耐熱ガラスボウルの使用を前提としたものが多いため、本体と合わせてこちらも揃えておきましょう。

結論、デザインは重視する必要ありません。

アンケートでも、「使ってみると特に気にならない」といった声が多数でした。

機能性にこだわりがなくどうしても決め手に欠ける方や、電子レンジが普段から目に入る場所にあり、お部屋との統一感を出したい方は、デザイン性の高いものを選びましょう。

これまでも述べてる通り、目先の本体価格の安さで選ぶのはおすすめできません。

コスパは使用頻度と機能性を踏まえて考えましょう。

今まで単機能電子レンジを使っていたが、オーブンレンジに変えたことで、温め直し・解凍の手間がグッと楽になったり、逆にとりあえずいいものを買おうとスチームオーブンレンジを購入したが、結局あたため機能しか使わなかったりと、タイプ選択がコスパに直結します。

短期的な使用や取り急ぎの購入で、とりあえず安いものを探している方は、以下の記事を参考にしてみてください。

上位機種の中には、最高250度まで出せるものもありますが、230度まであれば家庭用としては十分です。

15Lの小型オーブンレンジでも、230度にタイプしているものも多くあります。30L以上の上位機種で250度に満たないものもありますが、その分他立ち上がり時間が早かったりと他と優れた部分もあります。

• 焼き菓子や肉魚類は中温（170〜190℃）
• グラタンや膨らみが必要なパイ類は高温（200〜250℃）

が目安です。よく参考にしているレシピの使用温度と同じ温度が出せると、調整の手間が省けます。

グリル性能もあたためと同様、複数センサーを採用しているものが強いです。

特にこだわりが強くない方は、通常のグリル性能に関する口コミを確認しましょう。

グリル機能は上位機種の場合、以下のような3つほどのモードがあります。

• 単に表面に焦げ目をつける炙り程度のもの
• フライや照り焼き向きの香ばしさを重視した通常のグリルモード
• 水蒸気を使用することで油分が落ちたり、生野菜に火が通りやすくなるウォーターグリル

また、グリル性能が高い（上部の火力が強い）ものは、トーストも早く焼き上がります。

パナソニックのビストロとシャープのヘルシオは機能面に関しては大きく違いませんが、サイズと重量は異なります。

ヘルシオの方が高くて重いので、設置スペースは制限されます。

オーブンレンジの代表的なブランドであるパナソニックのビストロに対抗するのが、シャープのヘルシオです。それぞれの2019年式上位モデルを下の表で比較します。オーブンレンジ選びの参考にしてください。

ヘルシオの最大の強みは、一貫して水を使った過熱水蒸気で調理をする仕様です。減塩と脱油効果があり、ヘルシーで健康的な料理ができます。しかし、その分調理時間がビストロに比べて長くなる点がデメリットです。

ビストロの最大の特徴は、グリルが高火力で時短調理ができる点です。さらに、スピードスチーム機能が付いており減塩・脱油調理も可能なため、ヘルシオと迷われている方にはビストロをおすすめします。

ビストロは自動料理メニューが充実しています。手間が掛かり、心が折れそうになる料理もビストロを使えば簡単に美味しく仕上がります。おすすめのメニューと作り方のご紹介です。

①ローストビーフ（調理時間約15分）

1. 肉におろしにんにく、オリーブオイル、醤油と黒コショウをもみ込む
2. ビストロの吸水タンクを満タンにして、グリル皿に肉を置き、上段にセット
3. 料理集からNo18を選択してスタートボタンを押す
4. 加熱完了後、アルミホイルに包んで庫外で蒸らす
5. 粗熱が取れたら切り分ける

②キーマカレー（調理時間約15分）

1. たまねぎのみじん切りを耐熱性平皿に入れ、ラップをして600Wのレンジで約5分加熱
2. 耐熱ボウルに牛ひき肉やローリエ、フライドガーリックなどのごはん以外の材料をすべて入れる
3. 料理集No82を選んでスタートボタンを押す
4. 加熱後、熱いうちに肉をほぐしながら混ぜる
5. ごはんと一緒に器に盛りつけて完成

手間が掛かるローストビーフやキーマカレーなどもビストロを使えば時短かつ簡単に作れます。ほかにも簡単にできる料理がパナソニックの公式サイトに載っているので、ぜひご覧ください。

パナソニックのビストロシリーズはレンジ機能だけでなく、焼く・煮る・揚げる・蒸すを1台ですべてこなすキッチンの救世主です。自動メニューも充実しており、材料を混ぜてビストロに入れてワンタッチするだけで料理が完成します。忙しい現代のご家庭にはおすすめです。